校長ブログ

映画「空海」を見て

かなり前になりますが、チェン・カイコウ監督がメガホンを取った「空海」という映画を見てきました。見た人に感想を聞くと、一様にお大師さまの一代記だと思っていたのに、全然違ってがっかりしたというのです。私とすると確かにそれもありますが、中国語版字幕スーパーがないのにもがっかりしました。原題は「妖猫伝」ですが、その方が映画の内容を正確に表していると思います。中国では結構ヒットしたということですが、日本ではどうだったのでしょうか。冷静かつ客観的に考えてみて「空海」を取上げからこそ、中国でヒットしたのではないでしょうか。私は26年ほど前に中国にいたことがありますが、「空海」の知名度が高いのです。中国人は空海のことをよく知っていて驚かされました。「中国に留学した、あの立派なお坊さんだろう。」というのです。白楽天の相棒は空海でなくてもいいだろうという人がいますが、空海だからいいのです。仮に他の日本の祖師だとしたら、中国人は誰も知りませんから、そういう意味において、さすが我が宗祖は大したものだと鼻高々なのです。

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