弘法大師廟参拝

2018年4月23日

毎月21日は廟参の日となっています。全校生徒、教職員が参加します。まず、学校を出発して大師教会に赴き、大講堂で法話を聞き、後に片道3,7キロの道のりを徒歩で奥の院に向かいます。まだ午前中だというのに道中外国人観光客が多いので驚かされます。7割方は外国人ではないかと思います。それも西洋人が圧倒的に多いです。なぜか東洋人は少ないのです。すれ違う外国人にはリップサービスで、こんにちは!グッドモーニング、グーテンモールゲン、ボンジュール、ブエノスタルデス、ニーハオなどと声をかけます。返ってくる言葉から察するに、フランス人をはじめとして、ラテン系が多いような印象を受けます。彼らにとっては高野山は、神秘的空間で、実在する場所とは思えない、人を引き付ける魔力を持った、世界で一番クールな場所だそうですよ。

同窓会ハワイ支部長一行来校

2018年4月23日

4月20日(金)に本校同窓会ハワイ支部長のオアフ島ハレイワ弘昭寺住職秋山泰憲僧正一行26名が来校されました。講堂での全校朝礼に参加し、交流会をしました。記念品の交換を行い、その後、校舎を見学したり、英会話の授業参観をしたりしました。私の苗字が小野でして、たまたま小野というのはハワイ語で「美味しい」という意味だと知っていましたので、その旨伝えると大うけでした。デリシャス・オノと呼んでくれと言いますと、更に笑いが起きました。オノ=美味しいというイメージと絡めて、本校のことを印象付けられたのではないかとほくそ笑んでいるところです。

全国奉詠舞大会が催されました。

2018年4月18日

4月11日~13日まで、高野山大師教会で全国奉詠舞大会が開催されました。男女とも高齢者が多い中、本校宗教科の生徒が、出演しました。女子3人が宗教舞踊を舞い、男子11人がご詠歌を詠じました。若さゆえ、かなり注目を浴びていました。あちこちに、どんどん出ていけば、若い人も入ってくるのではないでしょうか。若い人に興味関心を持ってもらわないとじり貧になるのではと懸念しています。

新幹線の経年劣化

2018年4月18日

高野山と山梨の自坊の行き来、あるいは出張の折には新幹線をよく利用します。新幹線ができてから、もう、かれこれ50年以上たちますので、経年劣化が目につきます。東京オリンピックに間に合わせるための突貫工事の影響もあるのではないでしょうか。台車の亀裂、停電、点検のための遅延など、気になります。かなりの本数が走っていますから線路や高架には負担がかかることでしょう。リニア新幹線の開通が待ち望まれます。経年劣化とは関係ありませんが、私の地元の身延線では、イノシシや鹿とよくぶつかります。過日、初めて甲府からスーパーあずさ号にのりました。揺れが少なく、快適でしたが、東京都内で人身事故があり、遅延してしまいました。しかし、こういうときでも日本人は冷静なので驚かされます。諦め方が上手なのでしょうか。因みに身延線は、今年、開通90周年を迎えました。

本校の野球部が横浜高校の元部長小倉さんの指導を受けました。

2018年4月9日

高野山東京別院主監廣瀬義仙僧正{元山梨県立市川高校野球部部長、5回甲子園に導いている。}のお勧めがあり、市川高校元監督渡辺文人氏のお口利きで小倉先生に来ていただく運びとなりました。先生は大変お忙しい方なので、日程的にどうなのか、気をもみましたが、幸い、4月3日から7日まで、5日間来ていただけることになりました。高齢にもかかわらず、タフな方で、朝8時から夕方6時まで本校グランドでご指導いただき、夜は8時から9時までミーティングをしていただきました。これも何かのご縁だと思っています。高野山の山中で練習している彼らにとっていいきっかけ、いい刺激になったのではと思っています。すぐに結果が出るなどとは思いませんが、こういう布石を打っておけば、いずれ芽が出るものと思っています。機会を得て2度3度と来ていただきたいと思っています。先生はうちの指導の後、青森の高校に指導に行かれるとのことでした。夜、宿舎で先生の携帯電話はのべつ鳴っていました。忙しい方です。

別れと出会いの季節

2018年4月3日

年度末、年度初めは別れと出会いが交錯する季節です。劉延之の「代悲白頭翁」という漢詩を思い浮かべます。「年年歳歳花相似たり。歳歳年年人同じからず。」という一節です。人生に別れと出会いはつきものです。別れと出会いは人生にダイナミズムを与えてくれるのではないでしょうか。去っていった先生方の存在はゼロになるかというと、先生方の余慶と言いますか、DNAというものは、本校に引き継がれて脈々と生き続け、本校の歴史と伝統を形成していくわけです。     行く春や鳥啼き魚の目は涙 (芭蕉)

南海高野線の高野下~極楽橋間が復旧しました。

2018年4月3日

私の自坊は山梨です。つまり、校長と住職の二足の草鞋を履いているわけです。で、自坊での法務を済ませて高野山に向かったわけですが、山梨は22℃あり、半袖を来ている人もいて自分自身の服装が気になりましたが、その服装は正解でした。お山は寒かったからです。これまでは橋本から代行バスに乗っていましたが、3月31日に高野下~極楽橋駅間が復旧しました。確か10月中旬以降約5ヶ月ぶりです。今年の桜の開花は早くなっているようですが、聞くところによると2月1日以降毎日の気温の通算が600度に達すると開花するとのことです。例年ですと高野山の桜は4月下旬から5月初旬にかけての開花となりますが、今年は早まりそうな気配です。去年の4月~5月の連休中は下から上ってくる車で大渋滞でした。高野山は桜も新緑も紅葉も楽しめます。

御大師様に習って行動に移しましょう

2018年4月2日

「心の海岸に達せんと発すれば、船に棹ささんには如かじ。船・筏の虚実を談ずべからず。(意味)此岸から、彼岸に達しようと希望すれば、行動することだ。                                                           この言葉からも分かるように、御大師様は行動の人でいらっしゃいます。お大師様の生涯を見渡してみますと、すべて順調に行ったわけではありません。若い頃に都の大学に進み、その学問に矛盾を感じ、退学します。その後、四国の山中で修行に励みますが、詳しいことはわかりません。長く雌伏され、チャンス到来となりますと、機会を逃さず、命をかけて唐に雄飛されます。強運のお方で、恵果和尚から認められ、密教を伝授されます。そして、わずか2年でタイミングよく、無事に帰国されます。その後のご活躍の様子は皆さん、ご案内の通りです。私どもも、毎日、何も変わらないと不平不満を言っているだけで、その日ぐらしをしているのでは、なにも変化しません。人生は、ある意味、冒険です。お大師さまを見習って、目標を定めたら、失敗を恐れずに、行動に移したいものです。

世界文化遺産の中で学ぶ

2018年3月27日

皐月は水を控えるから、花をたくさんつけます。桜は寒い時期に耐えるからこそきれいな花をつけます。青少年もハングリーだからこそ、精神的に成長できるのではないでしょうか。「飽食した生活」と「自堕落」は隣り合わせですね。モンゴル力士がなぜ強いのか、ちょっと考えればわかることですね。本校は標高900メートルの高地にあり、他とは隔絶された世界です。ここを見つけたお大師さんの慧眼には頭が下がります。修行の場としては第一級の場所です。高野山は観光地ではなく、類まれな宗教都市です。当然、生活するにはちょっと不便な場所です。親元を離れてあえて不便で不自由な環境に身を投じてみる。そのことによって若者は成長します。ルソーが言っています。「子供をだめにするのは簡単だ。子供がほしいというものをすべて与えればいい。」と。満たされた生活からは倦怠感しか生まれません。非生産的ですね。そのことが分かっている生徒が、全国から集まってきます。価値観の問題ですね。生徒は、みんな明確な価値観を持っています。だから、我慢できるのでしょう。1200年の歴史があり、世界文化遺産に指定され、ミシュラングリーンガイドで3つ星をもらっています。欧米人が一番行きたいところが高野山だといいます。スピリチュアルな雰囲気が漂っているのがいいみたいです。朝、昼、晩と時を選ばず、彼らは高野山内を歩いています。高野山の魅力は大したものなのです。インターネットで本校のことを検索してくる子がかなりいます。高野山で仏教を勉強したいといいます。今年はネパールからの帰国子女も来ます。ダライラマを尊敬していて本校で仏教を学びたいそうです。もっとも、本校は仏教に特化した高校ではありませんけどね。本校の今年度の卒業生は98%の進路決定率です。本校の入り口の指導、入ってからの指導、出口の指導は大したものです。因みに進学を見てみると東北大経済、防衛大学校、中央、明治、関西、関西学院、立教、大阪府大,専修大学などに進んでいます。ユニークなところではカナダの大学、ウクライナの大学、フランスにクラシックバレエで留学というのもあります。個性的な人材が大勢います。どうですか、こんな本校で学んでみませんか。

高野山もだいぶ暖かくなってきました。

2018年3月15日

標高900メートル程の高野山にも春は確実に来ているようです。雪もほとんど溶けました。季節に関係なく、欧米人は大勢来ています。朝と言わず、昼と言わず、夜と言わず、よく歩いています。寒くても薄着で歩いていますから、驚きです。寒さに対する感覚が、我々日本人とは違うのですね。女性一人のバックパッカーもいますよ。宿代を節約するためにテントで寝泊まりしている人もいます。食料はコンビニで調達しています。堅実です。さんぱいしゃの6~7割は外国人観光客だそうですから、駅員さんもバスやタクシーの運転手も、食堂や土産物屋の店員も、宿坊寺院の人も流暢な英語を喋っています。英語以外の言語を喋れる人もいます。カナダ人と話したことがありますが、四国遍路をしてお礼参りに高野山に登って来たとのことでした。お礼参りという習慣を知っているのですから大したものです。また、折を見て来日するとのことでした。以上の会話は日本語でしました。彼は過去に17年間日本にいたことがあるとのことで、日本語の新聞も読めるそうです。この14日には、アメリカの高校生の一団が本校にバスで乗り付け、野球部や女子ハンドボール部員と交流して行きました。とても喜んでいました。高野山にお越しの節は、どうぞ本校にもお遊びにおいで下さい。