高野山の桜が咲き出しました。

2019年4月19日

高野山の桜は去年より遅れて開花しました。8分咲きといったところでしょうか。白蓮も満開でとてもきれいです。昔は本校の校庭に、夕方になると地元の方が大挙して花見に来たということです。桜の開花予想に用いる「600度の法則」というのがあります。「その年の2月1日以降の最高気温を足し算していき、累積気温が600度を超えた日に桜が開花する。」というものです。やはり、2月の気温が低かったということなのでしょう。平安時代から花というと桜を意味するようになったようで、日本人は毎年春になると桜の開花に気をもむようになりました。桜の花の下で飲んだり、食べたりして大騒ぎするのは、日本人独特の習慣で外国人は不思議がるようです。中には、桜の花に日本人を狂わせる物質が含まれているとの仮説を立てて分析した人がいたようですが、何も含まれていないというごく当たり前の結論に達したようです。

平成31年度入学式が挙行されました。

2019年4月8日

4月7日に本校の入学式が挙行されました。本校の講堂は畳敷きです。来賓を除いて新入生も保護者も教員も畳に正座します。こんな高校は他にはないでしょうね。もちろん、時々、足を崩させますけどね。また、式の初めにご法楽と言って全員で般若心経を読経する場面がありますが、これも他ではあまりないことでしょう。読経するときには、姿勢を正しますから、身体の歪みが改善されたり、血行が良くなる効果があります。入学式の後には、生徒も保護者も徒歩で大師教会に赴き、受戒を受けます。更に、本山の金剛峯寺に行き、宗務総長(学園理事長)の講話を聴きます。そのあと、本山の庭で記念撮影です。学校への帰途、外国人にバス停を尋ねられ、オーバーゼアと答えましたが、通じたようです。ことほど左様に高野山には、外国人が多いのです。これから陽気が良くなるとますます外国人旅行者が増えていくことでしょう。校内のあちらこちらにフキノトウが芽を出しており、高野にも遅い春が巡ってきたようです。高野はこれから様々な花に彩られます。

中国研修旅行その2

2019年4月6日

宗教科研修旅行の宗教科たる所以は旅行の行き先にあります。福州の赤岸鎮、空海大師紀念堂、西安の大雁塔、青龍寺、大興善寺です。もちろん、観光的要素もあります。赤岸鎮は弘法大師の乗った遣唐使船が漂着した所でして、やはり、現場に臨んだ時には胸にこみあげるものがありました。こちらは航空機とバスで短時間で着いてしまいましたが、お大師様は苦難の末に命がけでたどり着いたわけですから、その落差の大きさに思いを馳せました。空海上陸記念碑は畑の中にひっそりと建っていてあっけにとられました。埋め立てられたのでしょう。海は遥か彼方です。地元には空海研究会があるとのことでした。空海大師紀念堂で教師・生徒16名で法会を行いました。小雨が降っていてお大師様が喜ばれているのだろうと勝手に思っていました。西安では上記の3か所で読経しました。大雁塔では僧衣姿が珍しいのか、わざわざそばに来て、お前たちは何なのかと尋ねる人がいたり、草履を履いているから日本人だよと話し合っている人もいました。不躾にジロジロと眺めるところは中国人らしいなとおもいました。中国の行政とか公安は宗教を嫌がるようで、大雁塔では始め、読経はダメだと言っていましたが、結局、小さい声で唱えるなら良いということになりました。規制の厳しい不自由な国です。空海は中国ではコンハイと発音し、結構有名なのです。チェンカイコウ監督の妖猫伝に空海がたしか白楽天と共に主役的な役回りで出ていました。

中国研修旅行に行って来ました。

2019年4月6日

3月6日から10日まで、4泊5日で本校宗教科1~2年生12名、教師4名で中国に行って来ました。私にとっては20年ぶりの中国でした。ずいぶん変わっていたので驚きました。畑ばかりだったところにビルが立ち並び、道路が整備されていました。自転車を探しましたが、皆無でした。日本車も含めて外車ばかりが目につきました。バイクもあまり見かけませんでした。まだ車文化が成熟していないのか、荒っぽい運転が気になりました。我々が乗っているバスの運転も煽り運転ではないのかと思われるようなものでした。クラクションも確かに鳴らしますが、以前ほどではありませんでした。田舎は別として塵もそれほど目につきませんでした。痰を吐く人もほとんど見かけませんでした。でも、生徒は機内で痰を吐く人を見かけて気分が悪くなったと言っていました。上海の豫遠の小籠包は絶品でした。福州、西安、上海と移動しましたが、空港も名所旧跡も検査検査で快適とは言えませんでした。上海から乗ったJALの客室乗務員がお帰りなさいませといってくれた時にはほっとしました。機内では緑茶も供されて癒されました。

新管長の晋山式に列席しました。

2019年3月15日

3月5日に本山で新管長の晋山式が挙行されました。役目柄私も式の末席につかせていただきました。大変厳粛な儀式でした。管長さんの肩書を正式に言いますと「高野山真言宗管長・総本山金剛峯寺第四百十四世座主」ということになります。管長さんは昔、本校の監事をなさっていたことがあります。本校にもご縁の深い方です。任期は4年間です。

廟参

2019年2月25日

毎月21日は廟参の日です。生徒も教師も全校を挙げて奥之院にお参りに行きます。廟参に先立って大師教会で、まず、定例布教を聞きます。次に般若心経を7遍唱えてから、徒歩で奥の院まで移動します。この日は本校生だけではなく、大学や専修学院など本山関係者は押しなべて参拝します。往復で4キロほどありますので、結構疲れます。道々、参拝者とすれ違います。日本人だけではなく、外国人特に欧米人の姿をよく見かけます。英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語などを投げかけています。どれか、ヒットします。フランス人が多いような感触です。廟参の後は、生徒は職業体験やら、本山でのボランティア活動に従事します。普段の生活にアクセントを付ける機会でもあります。

卒業式無事終わる。

2019年2月25日

2月20日、本校の卒業式が挙行され、35名の卒業生が巣立って行きました。本校は真言宗の支援を受けていますので、来賓には宗団関係者が大勢参加されるのが、特徴です。管長猊下、宗務総長、その他本山のご重役方が出られます。私も僧分ですし、式典は読経に始まり、宗歌でお開きとなります。その他、特筆すべき点は、生徒、教師、保護者全員が畳敷きの講堂に正座するということです。生徒たちは足が痛くてもじもじしています。もちろん、式の途中で足を崩させる場面はあります。式のクライマックスはやはり、答辞です。入学時の振り返り、いかに自分が成長したか、先輩への感謝、後輩に受け継ぐ言葉、などなど、感極まって涙ぐんでいます。こちらも、来賓ももらい泣きです。来賓からは感動的な卒業式だったとのお褒めの言葉をいただきました。生徒の8~9割は寄宿舎生ですから、感慨深いものがあるのでしょう。式後は場所を変えて卒業生を送る会をひらき、思い出の映像を見たり、教師によるパフォーマンス動画を見たりして、最後は、教師がRPG/SEKAI NO OWARIを歌って卒業生を送り出しました。

えひめ丸追悼法会厳修しました。

2019年2月25日

去る2月9日、奥之院燈籠堂において「えひめ丸追悼法会」を厳修いたしました。校長の私が導師をつとめ、宗教科の生徒12名と教師が職衆を務めました。法会は平座理趣三昧で行いました。90分程で終わりました。つくづく生徒は声明もお経も上手いなと感心した次第です。燈籠堂を出ると雪がしんしんと降っていました。全員、和傘をさして集会処に戻りました。廟前橋の向こうにはカメラの砲列が出来ていました。清らかな雪を見ながら、殉難者たちも喜んでくれているのかなと思われました。

女子ハンドボール部が第42回近畿高等学校ハンドボール新人大会で全国進出を決めました。

2019年1月29日

過日、滋賀県において行われた女子ハンドボール新人大会で4位入賞を果たし、全国大会出場権を獲得しました。全国大会は3月23日から埼玉県で行われます。創部3年での快挙に学校は沸いています。全国大会での活躍を期待しています。

本校女子ハンドルの近畿大会必勝祈願をしてきました。

2019年1月24日

今日、高野山奥の院の燈籠堂で女子ハンド14人を連れて必勝祈願に行って来ました。堂内に正座して維那さんの護摩祈祷を受けました。生徒全員が護摩札に願意を書きました。1時間ほどでしたが、生徒たちは足が痛いのかもじもじしていました。奥之院ということもあり、黙々と行法をされていました。終了後、法話がありましたが、さすが、維那さんは必勝祈願という言葉は口にはされず、自信をもって落ち着いて試合に臨めるように祈祷したという趣旨のことを言っていました。スポーツは技術面だけではなく、メンタル面も重要です。今日の祈祷と明日の朝の壮行会で生徒たちに精神的なパワーが充填できればと思っています。