中国研修旅行その2

宗教科研修旅行の宗教科たる所以は旅行の行き先にあります。福州の赤岸鎮、空海大師紀念堂、西安の大雁塔、青龍寺、大興善寺です。もちろん、観光的要素もあります。赤岸鎮は弘法大師の乗った遣唐使船が漂着した所でして、やはり、現場に臨んだ時には胸にこみあげるものがありました。こちらは航空機とバスで短時間で着いてしまいましたが、お大師様は苦難の末に命がけでたどり着いたわけですから、その落差の大きさに思いを馳せました。空海上陸記念碑は畑の中にひっそりと建っていてあっけにとられました。埋め立てられたのでしょう。海は遥か彼方です。地元には空海研究会があるとのことでした。空海大師紀念堂で教師・生徒16名で法会を行いました。小雨が降っていてお大師様が喜ばれているのだろうと勝手に思っていました。西安では上記の3か所で読経しました。大雁塔では僧衣姿が珍しいのか、わざわざそばに来て、お前たちは何なのかと尋ねる人がいたり、草履を履いているから日本人だよと話し合っている人もいました。不躾にジロジロと眺めるところは中国人らしいなとおもいました。中国の行政とか公安は宗教を嫌がるようで、大雁塔では始め、読経はダメだと言っていましたが、結局、小さい声で唱えるなら良いということになりました。規制の厳しい不自由な国です。空海は中国ではコンハイと発音し、結構有名なのです。チェンカイコウ監督の妖猫伝に空海がたしか白楽天と共に主役的な役回りで出ていました。

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