高野山高校について
高野山から未来に向け羽ばたこう

本校は、「人間力を高め個性をみがく教育」を目標に掲げています。人生百年時代といわれる今日、知識の詰め込み教育だけでは立ち行かなくなりました。高校生活で身につけた豊かな人間力と個性の形成が、長い人生を生きる根本的な支えとなります。現在、世界に目を向けると、さまざまな困難が拡大しています。今後、新しい時代を生き抜くためには、困難に直面したとき正しい解決に向けて行動できる人材の育成が重要です。
高野山を開創された弘法大師は、「環境にしたがって心は変わる」というお言葉を残されました。本校は大自然に囲まれ、人材育成の根幹となる人間力を高めるために最も適した環境が整っています。その環境を活かした学びが本校最大の持ち味です。
高校生活3年間は、人生の中でも感受性の優れた「自分探し」の時期でもあります。高野山での学びをもとにして、自分の目標とする未来に向け大きく羽ばたこうではありませんか!

建学の精神
四恩に報じ
十善の道義心を高める
すべてのいのちに感謝し
人として守るべき
十善のこころを高める。
十善とは
- 1. いのちを大切にする
- 2. 不正義な行いをしない
- 3. みだらな行いをつつしむ
- 4. うそをつかない
- 5. 正しい意思表示をする
- 6. 他人の悪口を言わない
- 7. 愛情のこもった言葉を用いる
- 8. 強欲なこころを捨て去る
- 9. むやみに腹を立てない
- 10. 正しい考えをいだく
校訓
- 一. 身のこなし美しく
- 一. 口にいつもありがとう
- 一. 意 に思いやりのやさしさあり
まず、身のこなし美しく礼儀正しくあれ。礼儀正しさは見る人のこころを心地よくさせるから。さらに、口にはいつも「ありがとう」を。この言葉は言う人と聞く人の魂を浄める作用がある。意(こころ)に他人を思いやる優しさあり。優しさは仏さまからすべての人に与えられたもの。自分に誇りをもち、自信をもつ者は人間性に優しさがにじみ出てくる。

高野山高校の魅力
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1
環境がすばらしい
緑に囲まれ、鳥のさえずりが聞こえる自然環境に恵まれたキャンパスで、勉学、スポーツに打ち込むことができます。また、すばらしい環境が豊かな心を育ててくれます。
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2

将来へ向けて自分と向き合うコース制度
【特別進学コース】
密度の高い勉強法で国公立、難関私立大を目指します。
【自己探求コース】
基礎学力の定着化を主眼とし幅広い進路が拓けます。
【スポーツコース】
各専門分野の技術と精神を磨き指導者としての土台を築きます。
【吹奏楽コース】
高度な奏法を学び自分の可能性を高めます。初心者も大歓迎です。
【宗教科】
文部科学省が認可する全国唯一の存在で、充実した本校独自の実践教育のもとで僧侶の第一歩をあゆみ出すことができます。 -
3

朝礼から心の成長をはかる
多感で悩みが尽きない高校3年間ですが、本校は毎日の朝礼で校長訓話があります。また、「心の薬」と題して職員室前には心にグッとくる言葉が掲示されています。
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4

小さな国際化
世界遺産高野山にある学校の特色を活かすために「小さな国際化」の推進を掲げて国際教育に取り組んでいます。留学生と学校生活を共にすることで友情が育まれ日常生活の中で国際性が身につきます。
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5

寮生活から自立心とコミュニケーション力を養う
飛泉寮(男子)清泉寮(女子)ともに広いキャンパス内にあり、寮監が常駐し安心できるサポート体制が整っています。食事も美味しく好評です。
学校紹介
個性的な授業
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全校朝礼
全校朝礼では、全員で般若心経を唱えます。高野山高校ならではの朝礼です。
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chromebookを使って授業
chromebookを使って学習時間や各授業で活用しています。個人の成績に応じて配信される課題に取り組むことで学力の定着を目指します。
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情報
情報の授業では、一人1台のパソコンを使用します。
施設紹介
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講堂
築80年の伝統を受け継いだ高野山高校の講堂。もちろん、出入りするときは一礼を欠かしません。
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宗教教室
宗教科の授業で使用される高野山高校ならではの専用教室。僧侶への道は、ここから始まります。
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体育館
とっても広~い体育館です。体育の授業や、ハンドボール部で使用されています。すぐとなりにはトレーニングスペースが!
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トレーニングスペース
体育館に隣接するトレーニングスペース。体育系クラブの生徒は、ここで筋トレ三昧できますよ。
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L.L教室
プロジェクターを使ったプレゼンテーションや映画鑑賞、様々な講演などで使用します。
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学食
定番のメニューのカレーや、ハヤシライスは食べたいだけ食べられて大人気! 寄宿舎生は、朝・昼・夜の3 食ここでいただきます。食事の時間はいつも賑わっています。
クラブ活動
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野球部(スポーツ)
甲子園出場経験がある伝統の野球部は、専用の広いグラウンドで、毎日遅くまで練習にはげんでいます。金属バットのかん高い音をひびかせて、再び甲子園を目指しています!
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女子ハンドボール部(スポーツ)
スポーツコース初の女子クラブ、ハンドボール部。監督・コーチも女性なので、厳しいながらも楽しい時間をすごしています。インターハイに向けて練習に励んでいます。
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男子バスケットボール部(スポーツ)
実績のある監督のもとでチームの勝負はひたすら勝ちにこだわります。バスケットボールに情熱を注ぎ込み、人々に感動をあたえるチームを創ります。
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サッカー部
専用のサッカーグラウンドで日々汗を流しています。スタートラインに立ったばかりだが、いつかきっと全国へ羽ばたくぞ!
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吹奏楽部
経験豊富な指導者による専門的な指導を受けられる吹奏楽部。綺麗になった音楽室で集中して練習に取り組むことができます。出来立ての部活動で一緒に吹奏楽を頑張りませんか?
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インターアクトクラブ
留学生との交流や海外研修を通して、海外の方々と交流し国際感覚を身につけます。募金活動や清掃奉仕など、さまざまなボランティア活動を行い奉仕の精神を養います。
まだまだあるぞ!高野山高校の部活・同好会
- 男子硬式野球部
- 男子バスケットボール部(スポーツ)
- 駅伝部
- 卓球部
- 軽音楽部
- 家庭同好会
- 書道同好会
- 文芸部
- 宗教行道部
- 弁論部
沿革
| 明治19年 | 古義真言宗尋常中学林として興山寺跡(現金剛峯寺別・奥殿)に古義大学林に併置して創立。三ヵ年課程を以て初歩の自他宗学を教授する。 |
|---|---|
| 明治28年 | 学科及び学年の編制を改め、自他宗学の外に普通学科を加える。 |
| 明治41年 | 私立古義真言宗聯合高野中学林と称す。第4学年を置く。 |
| 明治42年 | 第5学年を置き、5年制確立さる。 |
| 大正5 年 | 私立真言宗高野山中学と改称、大学から分離独立する。 |
| 大正8 年 | 在家(檀信徒)の子弟の入学を許可する。 |
| 大正14年 | 谷上の校舎竣成す。興山寺跡にあった旧校舎から移転する。 |
| 大正15年 | 高野山中学と改称する。 |
| 昭和11年 | 講堂竣成 |
| 昭和12年 | 創立50周年記念祭挙行。校門、武道場建設さる。 |
| 昭和23年 | 学制改革により、高野山高等学校と改称する。修業年限3年、男女共学となる。 |
| 昭和26年 | 創立記念日を期して、現在の校章を制定する。高野山中学の伝統をいかし、三宝鳥の羽に「中」とあったものを三宝鳥に「高」とする。 |
| 昭和30年 | 体育館竣成、三笠宮殿下の御台臨を得て開館式を挙行する。 |
| 昭和31年 | 創立70周年記念式典挙行。恩師の碑、和泉猪之吉先生胸像建立さる。 |
| 昭和41年 | 第38回全国高等学校選抜野球大会に出場。 |
| 昭和43年 | 寄宿舎竣成 |
| 昭和44年 | 柔道場竣成 |
| 昭和57年 | 韓国東国大学校師範大学附属高等学校と姉妹結縁。 |
| 昭和59年 | 韓国東国大学校師範大学附属中学校と姉妹結縁。 |
| 昭和61年 | 新体育館竣工 |
| 昭和61年 | 創立100周年記念式典挙行 |
| 昭和63年 | 第70回全国高校野球選手権記念大会に出場。 |
| 平成2年 | 第二体育館竣工 |
| 平成6年 | 全日制課程宗教科(男女共学)新設 |
| 平成8年 | 多目的グラウンド落成 |
| 平成11年 | 全日制課程普通科に海外留学コース新設 |
| 平成13年 | 全日制課程宗教科(男女共学)が文部科学省より認可される。 |
| 平成14年 | 全日制課程普通科に総合コース(総合学力・国際福祉)、スポーツWコースを設ける。 |
| 平成18年 | 創立120周年記念式典挙行 |
| 平成21年 | 京都大学文系特別進学コースを京都大学特進コースに改称 |
| 平成23年 | 全日制課程普通科をAL進学、自己探求、スポーツの3コースに編成。普通科AL進学の呼称を特別進学に変更 |
| 平成27年 | 高野山開創1200年法会に出仕 |
| 平成27年 | 広域通信制課程「マイ・ウェイコース」新設 |
| 平成29年 | 食堂リニューアル |
| 令和2年 | 吹奏楽コース開設 |
| 令和3年 | 男子寮(飛泉寮)建て替え 中国人留学生受け入れ アメリカへの短期留学制度開始 |
| 令和4年 | 女子寮(清泉寮)リニューアル |
| 令和5年 | 弘法大師ご誕生1250年法会に出仕 |











